2018.02.15

ドローンの資格の種類と費用は?

基礎知識
ドローンと青年

近年ドローンの技術発展と認知度向上により、ドローンを趣味として楽しむ方や、ビジネスとして活用する方など、あらゆる場面で人気が出てきております。今回はドローンの資格取得をするにはどれぐらいの費用がかかるのか、またどのような種類の資格があるのか、詳しくご紹介したいと思います。

ドローンの資格の種類について

ドローンの飛行は自動車のように危険性を伴うものであるため、日本国内では法律や条例により規制を受けます。現在の日本にはドローンを飛ばすのに必須の資格は存在しませんが、資格を取得をすることによって得られる学びは、知識・技能習得につながり、第三者への技能証明にもなるため、ビジネスでドローンを活用していくならば重要になってくると考えられます。
ドローンの資格の主な種類としては、以下の3つが挙げられます。

無人航空従事者試験(ドローン検定)

通称ドローン検定と呼ばれるこの試験は「ドローン検定協会」が主催する無人航空機に関する知識と技能を証明する民間の検定試験で、ドローン検定、D検、AQTDなどと呼ばれます。4級以上を取得すると「無人航空機の知識」に関する証明書がもらえることや、証明書があると国土交通省に飛行許可を出す時に添付できるメリットがあります。この試験は1級~4級まであり、4級と3級に関しては受験資格がありませんので誰でも受験が可能で、2級は3級合格者、1級は2級合格者という条件があります。受験料は1級:18,000円、2級:12,000円、3級:5,500円、4級:3,000円となります。

DPA操縦士資格

「一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)」が発行する資格「ドローン操縦士回転翼」は級ごとにレベルが分かれており、ビジネスでドローンを使う人にはとてもメリットがあります。こちらの協会には各省庁の在籍経験者や大学教授がいるため、将来的に国家試験になる可能性がある資格ともいわれています。この資格を取得するためにはDPA認定校で受講が必要です。DPA認定校の一つ、ドローンスクールジャパン(DS・J)での受講費用はフライト時間10時間未満のフライトコース2日間で12万円、フライトコース認定後に受講できるビジネスコース2日間で20万円となっています。

JUIDAの操縦技能証明証と安全運航管理者証明証

一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)が発行するこの資格は、無人航空機(ドローン)を安全に飛行させるための知識と操縦技術及び安全運航に関わるリスクマネジメントについての証明証です。JUIDAの認定スクールのドローンパイロット養成コースで「操縦技能証明証」が、その後、安全運航管理者養成コースで「安全運航管理者証明証」を取得できます。費用はそれぞれの認定スクールによって変わり、例えば操縦技能証明証の受講料が30万円、安全運航管理者証明証の受講料が10万円のスクールもあれば、2つ合わせて27万円のスクールもあります。
最初に無料説明会に参加したのち、養成コースの申し込み、受講を開始して終了後は筆記と実技の試験を受けます。合格者は認定スクールの修了証をもらい、身分証・証明写真を準備の上、証明証を発行してもらいます。

DJI JAPANの認定資格

世界最大のドローンメーカーDJI社の日本法人が管理する「DJI CAMP」というプログラムで取得可能な認定資格になります。「DJI CAMP」は、DJIのマルチコプターの正しい知識、正しい操縦方法、そして飛行モラルを習得する企業向けプログラムで、所定の条件を満たした試験合格者には、「技能資格認定書」が発行されます。「DJI CAMP」では3つのレベルを提供しており、『DJIスペシャリスト』、『DJIインストラクター』、『DJIマスター』があります。受講料金は主催する団体によって多少異なりますが、基本的には6万円前後となっています。

今後のドローン資格の動向

今のところドローンに関する資格は上記のような民間資格のみになりますが、技術の発展と安全性の確保のために国も動いていることから、国家資格化などの動きが出てくる可能性は大いにあると考えられます。資格取得にはそれなりに費用が掛かるので、自分の目的に合った学びが得られるように、常に情報をキャッチアップしていきましょう。