今、急成長を遂げているドローン。そのドローンの技術を教えるドローンスクールジャパン(DS・J)東京青山校を運営しているのが株式会社ハミングバードです。
今やDS・Jは全国で24校を開設していますが、その中でもトップクラスを誇るDS・J東京青山校のインストラクターをしている株式会社ハミングバードの三浦修平氏にお話を伺いました。
Q. D S ・Jとはどういうところ?
まだドローンに触ったこともないような初心者の方から、すでに飛ばしているという方まで、幅広く応対できるスクールです。スクールは、主にフライトコース、ビジネスコースの2種類に分かれており、フライトコースで25種類、ビジネスコースではさらに20種類の技術を取得でき、合計45種類の技術が身につくようになっています 。趣味で飛ばしたい人はもちろん、空撮や点検などで活用したい方に最も適したカリキュラムをご用意しています。
Q. D S ・J 東京青山校の特徴は?
空撮や点検などの実際の現場で活動しているパイロットが、現場でしか得ることができないポイントを踏まえて、インストラクターとして丁寧にレクチャーしています。従って、教科書通りの教え方ではなく、生徒一人ひとりに適した教え方が可能です。マンツーマンで教えるからこそ、東京青山校で受けてよかったと思っていただける環境作りを心掛けています。
Q. インストラクターとはどんなお仕事?
楽しいことやワクワクすることはもちろん、どんなことが危ないことなのかの両面の知識と技能をしっかりお伝えし、ドローンに関わる方が喜びと充実感を得ることができるような道を一緒に考えていくことができる仕事です。自分が教えることで受講生に夢を与えられる仕事だと思っています。
Q. インストラクターになるきっかけは?
あるイベントを撮影しているところを、スカウトされたことがきっかけです。
初めはあまり興味がなかったのですが、これからドローンに関わる方により近いところで、自分の様々な経験がお役に立てればと考えたからです。
Q. インストラクターとして心がけていることは?
「気付きを強みに」を指導方針にしております。気付けるからこそ、ドローンでの危険を未然に防げると思っております。受講生の方には自ら気付いていただけるようなきっかけを提供できるように、コミュニケーションをとりながら進めていくことを心がけています。
Q. その中で一番のやりがいは?
受講生が自らコツなどを発見したときのひらめいた!という瞬間や、「難しかったけどおもしろかった!」と言ってもらえて、充実感に満ちた顔をして巣立っていくのが喜びです。できないことができるようになるのはインストラクターとしてやっていて良かったと思える瞬間です。
Q. 逆に辛かったことは?
「気付きを強みに」は受講生にだけ向けた言葉ではありません。
受講生が伸び悩むことは確かに辛いことですが、それを一緒に乗り越えることで、それは何物にも変えがたい最高の喜びにもなります。ですから辛いことは一つもありません。
Q. 今後の産業用ドローンに興味のある人へのメッセージをお願いします。
ドローンは包丁と同じです。料理などに役立ち、人に喜びを与えることができるすばらしい「道具」です。しかし、使い方を一つ間違えると(事故などによって)人に悲しみを与えてしまうかもしれません。 つまり、関わる「人」がなによりも大切だということです。
しっかりと「知識」と「技術」と「精神」を磨き、全力で楽しむ準備をしていきましょう。
急成長を遂げるドローンの裏方にはその技術を教えるプロフェッショナルの方々がいて、真剣に向き合っているからこそドローンの実用性や面白さが発見できます。今後、ドローンスクールを通して、多くの方にドローンを知っていってもらいたいですね。